2016-01-01から1年間の記事一覧
「レチノール」というのは「ビタミンA」の別名なのですが、このレチノールはもともと栄養素として皮膚の内部で活躍しているもので、皮膚の角質の代謝を促す効能を持っています。 もう少し詳しくいうと、レチノールが栄養素として体内から皮膚の基底層に運ば…
第一三共ヘルスケアが「肌の腫れや炎症の報告が多発している」という理由で販売を中止した、「ダーマエナジー」というシリーズの化粧品も、例に漏れず医薬部外品でした。 この薬用化粧品に配合されていた有効成分は「パルミチン酸レチノール」という成分でレ…
化粧品メーカーは医師と違って非常にアンフェアな面を持っていると言えます。 効能、メリットばかりを伝えてくるメーカーに対して、医師はデメリット、リスクなどの負の要素も必ず教えてくれます。 それが義務だからです。 どちらを信用するかは明らかですが…
医薬部外品は有効成分の登録によって効果効能をうたうことができますが、その効果の反対にある副作用を、我々消費者に正しく教えようというメーカーは非常に少ないようです。 これは化粧品のリスクの隠蔽にほかなりません。 医薬部外品には医薬品にも使われ…
石けんタイプなら、肌についたピーリング剤を、古い角質といっしょに洗い流すことができるので、肌への刺激が比較的少なくてすみます。 肌が強い人なら、ニキビができやすい時期だけ、ピーリング効果のある石けんを毎日使ってもよいでしょう。 肌が弱い人は…
ピーリングとは、薬剤を使って余分な角質をはがすお手入れのことをいいます。 余分な角質をとると、毛穴が詰まりにくくなるだけでなく、夕ーンオーバーを高めるため、肌の新陳代謝がよくなり、シミやシワの改善にも役立ちます。 美容皮膚科など専門医がおこ…
ニキビをつくらないために、日々の洗顔&保湿のお手入れをしっかりとしていても、ニキビが急にできてきたり、また自然と治っていったりするのはなぜでしょう。 たとえば、生理前はホルモンバランスの変化によって、ニキビが悪化しやすいといえます。 これは黄…
ニキビ肌でも、当然保湿は必要です。 「ニキビができるからなにもつけない」というのは間違いです。 ニキビ肌の上手な保湿とは、どのようなものでしょう。 まず、化粧品の油分はすべて、皮脂と同様にアクネ菌の栄養源になりますので、つけすぎはいけません。…
ニキビは男性ホルモンが多いからできるのだとよくいわれます。 本当にそうでしょうか。 たしかに、ロ角化には男性ホルモンも関与します。 しかし、血液中の男性ホルモンが本当に高くなれば、ニキビだけでなく、筋肉質になったり毛深くなったりという、男性化…