2016-11-25 「レチノール誘導体」は「トレチノイン」ではない 「レチノール」というのは「ビタミンA」の別名なのですが、このレチノールはもともと栄養素として皮膚の内部で活躍しているもので、皮膚の角質の代謝を促す効能を持っています。 もう少し詳しくいうと、レチノールが栄養素として体内から皮膚の基底層に運ばれると、皮膚内の酵素によって酸化を受け、「レチノイン酸(薬品名はトレチノイン)という物質が生成されます。 肌の代謝を促進するのは、厳密にはこのレチノイン酸です。